2003年10月15日
鹿児島国際大学教職員組合
執行委員会 Vol.3-4
名誉毀損訴訟第三回口頭弁論
名誉毀損訴訟:<引き延ばし作戦>を強いられる理事会
津曲学園理事会が八尾教授・南日本新聞を訴えている,名誉毀損・損害賠償訴訟の第3回口頭弁論が,去る9月24日13時15分から,鹿児島地裁で行われました.出席者の顔ぶれですが,被告側は八尾教授と弁護士2名,原告の学園側からは,京都の金井塚弁護士親子が出席したのに加えて,今回学園理事である野村事務局長も出席しました。原告である理事会の一員が出席したのは,本訴訟ではこの日の口頭弁論が初めてです。
傍聴席はいつものように満員(30名程度)で,数名の大学事務職員を除けば,(南日本新聞関係者を含め)大勢の被告支援者で一杯でした(毎回のことながら,皆様の暖かい御支援,ありがとうございます!)。
前回(8月20日)の口頭弁論でのやり取りからして,この第三回口頭弁論で結審か,と思われましたが,原告側は更に証拠・書面を提出したいと主張し,もう一度口頭弁論が開かれることとなりました。次回口頭弁論の日程を決める際の理事会側による要望の仕方から考えると,理事会は11月7日の70周年記念式典・祝賀会以前に判決が下りるのは何としても避けたかった模様です。前回のニュースでお知らせした通り,三教授の解雇無効を求める裁判と裁判官が同じであることから,この名誉毀損裁判の判決が,本訴にも何らかの影響を与えうる可能性はきわめて高いと考えざるをえません。また,「解雇事由に該当する事実は認められない」とし,三教授の地位保全を全面的に認めた仮処分決定への学園側の異議申し立てに対する判断も10月中に示される見通しです。
以上の点からも,この秋が三教授の法廷闘争にとっての一つの大きなヤマとなることは明らかです。皆さんの一層の御支援を,改めてお願い致します!
第4回口頭弁論は11月26日13時10分から,鹿児島地裁にて行われます。
三教授の解雇無効を求める裁判
理事会側の鑑定人申請は却下される
この9月24日には,16時35分から,同じく三教授の解雇無効を求める裁判のラウンド・テーブル[=円卓審理]も行われました。非公開審理なので,原告は三教授と,小堀,増田,森の三弁護士,被告側からは野村事務局長,大学・学園職員の計二名と,京都の金井塚弁護士親子が出席しました。
この日の審理では,理事会が提出していた証拠書類の差し替え,原本との照合が行われました。理事会側は,この日になって教員選考委員会による業績評価を批判した新たな準備書面や,これにかんする鑑定人申請書を提出しました。しかし,これについて裁判所としては,(学問的な業績評価の)中身を問題にするわけにはいかないので,事実関係や手続き面について調べたいという方向が示されました。
次回の審理ですが,10月29日,15時30分からと決まりました。部屋の空きがないことから,次回もラウンド・テーブル(非公開)となります。おそらく,次回までで双方の主張は締め切り,証拠を確定し,以後は証人尋問などが行われるものと予想されますが,理事会側のひたすら引き延ばしを計る戦術からすれば,このようにことが運ぶかどうかは予断を許しません。皆様の暖かい御支援,何卒よろしくお願い申し上げます。