20031119

UNION  News Letter

鹿児島国際大学教職員組合

執行委員会 Vol.3-8

 

1029日(水)午後,鹿児島地裁で本訴(三教授の解雇無効・地位確認を求める裁判)のラウンド・テーブル[=円卓審理]と,仮処分裁判(賃金仮払い延長申請)の審尋が行われました(共に非公開)。特に本訴のラウンド・テーブルでは,三教授側,理事会側の証人が決まり,証人尋問の日程の一部も決定しましたので,報告します。

 

 本訴ラウンド・テーブル

理事会側の証人および,証人尋問の日程(一部)が確定!

 

本訴ラウンド・テーブルは,1530分から開かれ,証人尋問の打合せなどが行われました。原告側からは増田・小堀・井之脇・森の四弁護士,被告の理事会からは大阪・京都から金井塚康弘・修の両弁護士が出席。原告の三教授,および理事会の野村理事(大学事務局長)と学園事務職員(K氏)は,その周りの長椅子で聴くという形で行われました。

この日までに三教授側は三名の陳述書計7篇,証拠資料59点と証拠説明,「証拠申出書」を提出し理事会も「証拠申出書」を当日提出してきました。

「証拠申出書」で,三教授サイドは,問題の経済学部人事で選考委員会メンバーの一人であった亀丸教授を証人申請しました。亀丸氏への尋問趣旨は,委員会による採用候補者の推薦および教授会の議事運営が適正に行われた事実の立証です。原告の三教授も証人として証言する予定です。

理事会サイドは原口・外薗・韓・衣川の各教授と菱山前学長(現「学園代表理事」)を証人申請しました。以下,各証人への尋問事項を紹介します。

 

原口氏への理事会からの尋問事項は,委員会での審議過程,科目適合性についての議論,候補者への面接,採決の経緯,暴言・威迫の有無,業績評価書作成の経緯などです。

外薗氏と衣川氏への尋問事項は,教授会審議,教授会退席,上申書の作成と提出の経緯などです。

韓氏に対する尋問事項には,本件採用候補者の業績への評価が挙げられています。

菱山氏に対しては,7教員から上申を受けた経緯,本件に関する調査や審議と「懲戒解職処分」を決定した経緯,「大学改革事業」への八尾の「妨害行為」などについて尋問が行われる予定です。

 

証人尋問は被告側証人,つまり理事会側が申請した証人から始められることになっており,次回は1222日(月)1010分から約2時間かけて原口氏と外薗氏への尋問が行われ,その次は22日(月)1330分から韓氏と衣川氏への尋問が行われることになりました。理事会側は,陳述書を出していない証人については,これから陳述書を提出したいとしています。

 

尋問と反対尋問により,法廷闘争は決定的なヤマ場を迎えます。これを通じ,事件の真相が解明され,三教授への処分が全く不当かつ恣意的であることが明らかにされることでしょう。講義,校務等による差し障りのない方は,是非とも傍聴に行きましょう!併せて,みなさんの一層の御支援をお願い致します(証人尋問に向けての,三教授への支援活動については追ってお知らせします)!!

 

仮処分裁判第一回審尋

理事会の<引き延ばし戦術>を非難する!

 

 1029日(水)は,本訴のラウンド・テーブルに続き,1615 分より,仮処分裁判の審尋が行われました。担当は昨年と同じ平田豊裁判官です。

この件でも,理事会(債務者)側は当日になって「答弁書」を提出してきました。委員会による採用候補者の教授会への推薦は「手続き的にも内容的にも不正な推薦」であった,などと主張して,「本件仮処分命令申立」を「却下」するように要求しています。

理事会側のこのようなやり方には,裁判のいたずらな引き延ばしにより,三教授および,その家族に物質・精神的な負担を増大させようとする悪意を認めざるをえません(法廷闘争とはいえ,仮にも学校法人です。その名に恥じない,法廷戦術というものがあってしかるべきではないでしょうか!)。

理事会側は,昨年9月末に下された仮処分決定そのものにも「異議申立」をしていますが,それについての裁判所の判断が近く出されますので,それが却下されるのを期待しましょう。           

第2回審尋は1126日(水)16時からとなりました(非公開)。(同日は1310分から名誉毀損裁判の第4回口頭弁論も行われます)。